「噛む」食生活を習慣にする 賞味期限切れも、よく噛めば大丈夫?
私は普段から早食いです。
若いころ、スキー場でやっていた「ケーキ早食い大会」で優勝したことがあるくらい(笑)
普段、子どもたちにご飯を食べさせながら、片付けもして云々、、ゆっくり噛んで食べるということをここ数年忘れていました。
入院生活をしていて、病院食も、ものの数分で食べてしまっていました。
いやいや、このままではまずいのでは?せっかく時間があるのだからゆっくり食べてみよう。そこでしっかり噛むことの効果を調べてみました。
①噛む
食べ物を歯で咀嚼し、唾液と混ぜて消化の下準備をしてくれる
②唾液がでる
唾液によって唾液腺からアミラーゼという糖質の消化酵素がでる
③食道が動く
食道の壁のぜんどう運動によって、食べ物が胃に運ばれる
④胃液が出る
タンパク質の消化酵素、ヘプシンを含む胃液が出て、食べ物と攪拌される
⑤胆汁が出る
肝臓で作られた脂肪の消化に必要な胆汁が、小腸の始まりの十二指腸に送られる
⑥膵臓
膵臓で作られた糖質、タンパク質、脂質の消化酵素、膵液も十二指腸へ
⑦消化が始まる
消化酵素とよく混ぜられた食物が小腸から体内に吸収される
しっかり噛むことで消化がスムーズになる。それだけ、代謝がスムーズになるという仕組みのよう。しっかり噛まないとそれだけ太りやすいからだになるんだって。
じゃあどのくらい噛めばいいかな?とりあえず一口につき15回は噛むようにしよう、と、意識して噛むことにしてみました。
すると、びっくり。それまで、ものの5分で食べていたご飯が、全て食べ終わるまでに15分から20分ほどかかるようになったのです。
ぜひ、続けていこうと思いました。
そういえば、知り合いの歯科衛生士のおばちゃんが言ってました。
「しっかり噛むと、唾液がたっぷりでる。唾液は、毒素を無くす働きがあるから、多少消費期限が切れたものでも、しっかり噛んで唾液と混ぜて食べればほとんど無害化されちゃうんだよ」って!
なるほどね。(夏場は怖いけど)
しっかり噛むことを意識して、習慣にしていきたいです。